- フィリピンの特別永住権APECOって何?
- 取得メリットや予算はどのくらいかかるの?
日本経済の縮小・老後2000万円問題・消費税や金融所得課税の増税・日経平均の下落など、日本には経済的な不安要素がたくさんあります。
そんな中、大切な資産を海外に移しリスク分散を検討する人が増えています。
今回は将来に向けて資産形成を考えている方、今ある資産を確実に守り、損をしたくないという方に向けて以下の内容を解説します。
- 世界的に優遇されているフィリピンの特別永住権について
- APECO特別永住権の取得メリット
- 取得にかかる費用
- 申請ステップと必要書類
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APECO特別永住権(ASRV)とは?
APECO特別永住権とは、フィリピン政府が手掛けている大規模なリゾート開発プロジェクトに参加および支援することで得られる永住権のことです。
この特別永住権の名前がASRV(APECO Special Resident Visa)となります。
まずは、APECOという存在が具体的にどのような開発プロジェクトを手掛けているのかをお伝えします。
APECOって何?
Aurora Pacific Economic Zone and Freeport Authorityの頭文字をとってAPECOと呼ばれています。日本語で表現すると、「オーロラパシフィック経済特区および自由港庁」のこと。
オーロラ(Aurora)は州の名前です。
APECOがやっていること
- リゾート開発
- 貿易港の開発
- 空港施設の新設
- 太陽光・風力発電などのエネルギー開発
以上のようなインフラ整備が「オーロラ州」という地域で進められていて、経済発展・環境保全・雇用の創出を目標としています。
オーロラ州はこんな場所
- 首都マニラがあるルソン島の東側沿岸部
- 森や海など自然豊かな恵まれた環境
- リゾート開発が進んでいて観光客も増え始めている場所
- 今後発展が著しく期待されるフィリピン屈指のマリンリゾート
なぜフィリピンでAPECO特別永住権(ASRV)が注目されるのか?
今後日本では、少子高齢化による税率の上昇や、人口減少による経済停滞や、それに伴うリスクが膨れ上がっていくことは不可避でしょう。
老後2000万円問題がささやかれたり、日本の通貨で資産を保有するリスクもあります。
そんな日本人が抱える資産的リスクを解決する方法として、APECO特別永住権の取得を検討する人が増えています。
アジア経済成長率No.1であるフィリピンの永住権を取得することで得られる特典がたくさんありますので、具体的なメリットを以下で解説していきます。
フィリピン永住権APECOの取得メリット
APECO特別永住権(ASRV)を取得するメリットは8つほどあります。
- 他国と比較し圧倒的な安さ
- たった5日間の滞在で取得可能
- 金融サービスの利用が有利になる
- 資産形成と相続問題も有利にはたらく
- 家族の同伴も可能
- 就労、法人設立もできる
- 年齢制限がない
- +α:リゾート会員権が得られる
メリット1:他国と比べ、圧倒的な安さと優遇性
フィリピン | マレーシア | タイ | シンガポール | ドバイ | アメリカ | |
---|---|---|---|---|---|---|
ビザの種類 | ||||||
資産要件 | プロジェクト開発投資:*詳細はお問合せください | 資産証明:4,000万円 月収証明:100万円以上 | 会員権:220〜800万円 | 2億円以上の投資 | 1億7千万円以上の不動産購入 | 2億円以上の投資 |
その他 必要事項 | なし | 90日以上の滞在が必要 | なし | 資産が160億円以上 | なし | 現地にて10人以上の雇用 |
各国ともに永住権やロングステイビザを取得しようとする場合、資産証明で数千万円〜数億円が必要になります。
それに加え、数億円の投資をしなくてはならなかったり、現地にて雇用をする必要があるため、永住権は富裕層のためだけのものと言えます。
一方、フィリピンではプロジェクト開発に400万円程度の資金を投じるだけで、資産証明や月収証明などは必要がありません。世界の中でも最も優遇されている永住権であると言えます。
メリット2:5日間で永住権が手に入る
メリットはだ滞在期間わずか5日間で取得が可能です。これは世界最短と言えます。
短期間で長期滞在や投資が可能なビザを取得できる国はありますが、1〜2週間はかかってしまうのが一般的です。
特に時間に余裕がない忙しい方には嬉しいポイントです。
取得サポートしている事務局が、効率的にスケジュールを組んでくれるので、安心して取得に向けて進めることができます。
メリット3:金融サービスの利用がしやすくなる
特別永住権(ASRV)を取得することで、以下のような権利が得られ、優遇措置も受けられます。
- 銀行口座の開設
- 住宅ローンの申込み
- クレジットカードの申込み
- 生命保険への加入
- 株式投資
10年前までは、観光ビザでも銀行口座が開設できた時代もありますが、現在は規制が強化されています。
経済成長率が目まぐるしいフィリピンで銀行口座を開設し、資産を分散させることができるのは、永住権を保有している人の特権になります。
メリット4:資産形成と相続問題が有利になる
銀行金利も日本とフィリピンでは圧倒的な差があります。日本は定期預金ですら0.1%を下回ります。一方で、フィリピンでは1〜2%であり、桁違いの数字です。
資産を置いておくだけで増えていた30年前、40年前の日本の高度経済成長期が今のフィリピンに到来しています。
また、日本の相続税の最大税率は55%と高額ですが、フィリピンはわずか6%です。つまり、フィリピンで資産を保有することで、家族に残せるお金も増やせるということです。
少子高齢化がピークをむかえ、日本の税制がより厳しくなったとき、このメリットはさらに大きくなっていくと考えられます。
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メリット5: 家族の同伴も可能
この永住権は、申請に家族を含ませることができます。将来のことを見据えて小さなお子様に永住権を与える親御様もいらっしゃいます。
申請者本人とは別に、家族の申請代もかかります。同伴家族に関する詳しい条件は、お問合わせください。
また、そのようにして得た永住権を使ってお子様を就学させることもできます。
フィリピンの学校は、授業が英語で行われ、私生活でも英語が頻繁に使われることから、グローバル教育という視点でもメリットがあります。学費も日本の半額以下です。
メリット6: 就労・法人設立もできる
APECO特別永住権(ASRV)の取得者は、就労や法人設立も可能です。
規定の条件を満たす必要はありますが、すでに日本でビジネスをしていて、フィリピンでも拡大をされたい人にとっては、可能性が広がります。
日本の当たり前がフィリピンでは価値のあるものと捉えられるものも多く、更には人件費が安く英語も通じるという理由から、フィリピン進出する企業も増えています。
メリット7: 年齢制限がない
フィリピンのAPECO特別永住権(ASRV)には、取得のための年齢制限がありません。20代でも申請できますし、親御さんが子供の将来のために、永住権を取得させることもできます。
他国の長期滞在用ビザには取得のために年齢制限を定めている国がたくさんあり、そのほとんどが50歳以上です。
年齢の煩わしさがないのは、まだ若い世代にとっても大きなチャンスです。
国 | ビザ名称 | 年齢制限 |
---|---|---|
マレーシア | マイセカンドホーム(MM2H) | 50歳以上(一部35歳以上もOK) |
タイ | ノンイミグラント(O-A) | 50歳以上 |
インドネシア | リタイアメントビザ | 55歳以上 |
ニュージーランド | 投資家リタイアメントビザ | 66歳以上 |
フィリピン | APECO特別永住権(ASRV) | 年齢制限無し |
メリット8: リゾート会員権がついてくる
APECOのリゾート施設が利用できる会員権がついてきます。
通常では数万円以上するリゾート施設での宿泊代が、毎年最大60日間無料で宿泊できます。サービス料として1日1,000円程度は必要となりますが、新しくできた自分の投資した場所に格安で滞在できるのは嬉しいポイントです。
プールやスパ、バー、ビリヤード、カラオケなど充実の設備が整っています。
*滞在先のヴィラは現在も建設が進んでおり、順次完成されていきます。
永住権を資産保全や資産形成だけに使うのではなく、リゾートを満喫したり、フィリピン移住することでいつでも手軽にプチ旅行をすること選択肢のひとつです。
フィリピン移住のメリット・デメリットについては、▶フィリピン移住9つのメリットと5つのデメリットを完全解説 を参考にされてみてください。
フィリピン永住権APECOの申請条件・費用
- 申請費用(*代行手数料除く):*詳しくはお問合せください
申請費用を支払うことでAPECOプログラムに参加することができ、永住権(ASRV)の取得権利が得られます。
就労可能で資産運用にも有利な永住権としては、世界最安な永住ビザの一つと言えます。
年齢制限もなければ、現地の住所を持つ必要もありません。
申請費用を支払い、5日間フィリピンに滞在するだけです。他国の条件と比べ、かなり優遇されています。
しかしながら申請条件はいつ変化してもおかしくありません。条件が厳しくなることはあっても、ゆるくなることは考えにくいです。
費用と条件が恵まれている今のうちに申請をしておくのがオススメです。
スピード取得のフィリピン永住権
フィリピン永住権APECOの申請ステップ・必要書類
APECO特別永住権(ASRV)は、申請するのに煩わしい必要書類が少ないのも特徴です。
フィリピンには、SRRVと呼ばれるリタイアメントビザも人気ですが、犯罪経歴証明証や戸籍謄本を準備し英訳し外務省の認証を取る必要があるなど面倒な部分もあります。また申請日数も2ヶ月弱はかかります。
しかし、APECO特別永住権(ASRV)の場合、必要なのは申請費用・パスポート・申請書類のみです。
移民局から発行される犯罪経歴証明書も準備が必要ですが、申請書類と一緒にサポート事務局がすべて手配をしてくれます。
ステップもシンプルで、取得日数も5日と超スピード対応です。
まずは無料相談にて、概要を理解する。
プログラム参加の意思が固まったら、申込みを行う。
プログラム費用とビザ取得サポート費用を事務局に支払う
必要なのはパスポートのみ。*コロナ禍で6ヶ月以上の残存期間が必要となる場合があります。
フィリピンに到着したら、4泊5日間のツアーに参加します。
事務局がすべてをコーディネートしてくれます。
ビザを受け取ったら帰国
デメリットも知っておこう
デメリット1: 一時的にかかる費用がやや高額
プログラム申請費用がかかるため、一時的な経済負担があります。
また、それ以外にも以下のようなランニングコストがかかります。
- 年会費がかかる
- 5年に1度更新料がかかる
- 移民局への年次報告費がかかる
- 同伴家族は一人あたり別途申請代がかかる
とは言え、長期的な視点で見たときに一時的な負担額以上のメリットと資産形成の可能性が十分にあると考えられます。
優待券?などがあるので「実質的な負担額は実際よりも低い」など
デメリット2:プログラム参加費用は返ってこない
APECO特別永住権(ASRV)の場合、支払ったプログラム参加費用は返ってきません。
一方で、フィリピンの人気の永住ビザであるリタイアメントビザ(SRRV)では、申請時に定期預金として預けなくてはいけない約230万円がビザ解約後に返金されます。
しかしながら、このSRRVには申請から取得まで約2ヶ月かかります。また年齢制限がある他、書類の準備や英訳、外務省認証など事前準備の煩わしさがあります。
忙しい方やサクッと取得したい方には、「時間をお金で買い、永住権を取得する」という方法も選択肢のひとつです。
▶参考:【2022最新】フィリピンのリタイアメントビザSRRVで永住権取得!
デメリット3:募集の枠が限られている
今回ご紹介したAPECO特別永住権(ASRV)には募集枠があります。
オーロラ州のリゾート開発やインフラ開発の進捗状況によっては、申請費用も今後、高騰することも考えられます。
またこの先フィリピンの経済成長が更に進んでいくと、取得希望者は増え、取得要件は厳しくなると予測されるため、経済成長が右肩上がりになっている今がチャンスと言えます。
募集枠 残り数十名です
まとめ
今回は、フィリピンの特別永住権について解説しました。
日本の金融不安などネガティブな要因を解決する手段として、取得を検討してみるのはいかがでしょうか。
永住権をもっておくことで、資産運用と資産保全の選択肢が増え、家族や子供にも残せるものが多くなります。
また資産面だけでなく、フィリピン移住という日本では味わえないライフスタイルを手にすることも可能です。この永住権を使うことで、日本の寒い時期だけフィリピンのリゾート地に数カ月間滞在するという「2拠点生活」を実現している人も年々増えています。
海外デュアルライフメディアでは、APECO特別永住権の取得サポートおよびお子様の教育移住などをワンストップでサポートさせて頂いております。
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