- 海外移住の前に、必要な事前準備のリストが知りたい
- お金の準備 、英語の勉強はどのくらいしておいたほうがいいんだろう..
- なるべく準備は万端にしておきたいな
海外移住を予定している人は、誰しも「どんな準備をしたらいいのだろう?」と疑問に思うのではないでしょうか?
記事を書いている僕は、今までにオーストラリアやフィリピンなどで短期のプチ移住や、1年以上の長期移住をしてきました。
今回は、海外移住者が出国する前にやっておくべき事前準備(手続き関連以外)を解説します。
最後までお読みいただくことで、移住前の準備に対する不安を減らすことができ、「あれやっておけばよかった..」を回避できるはずです。
手続きに関する準備編は、以下を参考に。(本記事と合わせて準備することで準備万端です。)
フィリピン移住、オーストラリア移住をしたときに「やっておいてよかったこと」「準備せずに失敗したこと」をサクサクとご紹介します。
海外移住する人がやるべき準備は2つに分かれる
これから海外移住しようとしている人が、準備しなくてはならないことは沢山あります。
海外デュアルライフメディアでは、必須の準備事項を、手続き関連16個と、それ以外の10個に分けています。
手続きとは、年金や税金、海外転出届けなどに関することです。
ここでは、手続き関連以外の部分にフォーカスして徹底解説します。
手続き関連の準備を確認したい方は、以下からご確認ください。
【失敗談あり】海外移住前に必ずやるべき手続き16選|住民票・年金・健康保険・税金の疑問をすべて解決海外移住の前にやるべき準備リスト(手続き関連以外)
1. 移住のためのお金
移住前には、なるべくお金を貯めておくことをオススメします。
渡航してから、住まい探しをする場合にホテル住まいをする必要があったり、ビザ代、インターネットなどの契約などで、思いがけない初期費用がかさみます。
既に収入源のあるフリーランスや、就職が決まっている場合はいいですが、現地についてから就職活動する場合などは軍資金を用意しておくと安心です。
物価が高い国ではなおさらですね。
当メディアでもオススメしている東南アジアでは、資金面で節約ができます。
【2022年最新】東南アジアの生活費がこれ!|安い国と高い国がわかる 国内と海外で掛かる1週間のワーケーション費用の全てがこれ(経費に入るのか)|実例あり2. 英語の勉強
海外移住で充実した生活を送るなら、英語もしくは現地語の勉強は必要でしょう。
なぜなら言葉が通じないと、現地の人とのコミュニケーションが取れず、関わるのが日本人だけになったり、次第に孤独感を感じはじめるようになるからです。
現地の人と仲良くなるコミュニケーションが取れる喜びと充実度は、結構大きいものです。
どれくらい英語ができればいいの?勉強したらいいの?という方は、下記の記事も参考にしてみてください。
海外移住は英語ができないと失敗する?【英検3級レベルの僕が解説】3. クレジットカードの作成
クレジットカードを持っておくと、とても便利です。
現地通貨を持っていなくても、決済できたり、カード付帯の保険を利用できるからです。
現地についてから、銀行口座を開設するには、スムーズにいかないこともあり時間がかかるものです。
そんなときに、VISA、MASTER CARDのクレジットカードがあれば、ほとんどの国で利用可能なので、1枚持っておくと安心です。
クレカ付帯の保険だけで、海外保険を契約せずに賢く過ごす方法は、別記事で解説します。(しばらくお待ち下さい..)
4. ワクチン接種(予防接種)
予防接種ワクチンは、接種してから渡航しましょう。
新型コロナウイルスはもとより、その他の感染症などの事前対策は、なるべく日本にいるうちにしておきましょう。
現地で医療保険に加入していない状態で、ウイルスに感染して病院にかかると、高額請求されてしまいます。
日本の海外保険に加入する場合は、感染症の治療が保険でカバーされるのか?クレジットカード付帯の保険でカバーされるのか?を企業に問い合わせておくと、さらに安心です。
【移住するなら必読】フィリピンの医療と保険の全て|5つのポイントで徹底解説5. 歯と持病の治療
まず、歯の治療は必ずやっておきましょう。
日本と違い、海外では歯の治療は、「保険適応外」であることが多く、治療費が高くついてしまいます。
私は、渡航2ヶ月前から、何度も歯医者に通い、虫歯とすべて治療してもらいました。
また持病をお持ちの方は、なるべく事前に治療しておくといいです。
薬を飲んでいる人は、理由を説明して多めに処方してもらうようにしましょう。
診断結果や罹患歴を英訳しておいてもらうと、現地の病院で症状を伝えるのに役立ったり、証明にもなります。
6. 賃貸不動産の契約or一時滞在先の予約
海外移住先の滞在場所を探しましょう。
大きく2つの選択肢があります。
- 1つ目は、日本にいる間に物件を契約するパターン。
- 2つ目は、現地のホテルを2,3泊くらい予約して、現地についてから探すパターン。
日本の海外物件用サイトは、高価な物件のみ中心に取り扱っている傾向にあります..
移住サポートしている企業に相談するのも方法です。
当メディアが運営する、Via.Assistanceでは日本滞在中もしくは、現地についてから住まい探しのサポートをしています。住まい探しでお困りの方は、ご参照ください。
年々移住者が増加している人気のフィリピンでの移住を検討の方は、以下の記事も参考にどうぞ。
【2024年完全版】セブ島で賃貸物件やコンドミニアムを探す方法と借り方|契約ステップも解説7. 飛行機のチケット
飛行機のチケットは、早めに手配をしましょう。
直前に探すと、高い金額で買うことになってしまいます。
予定が予め決まっている人は、3ヶ月前から値段をチェックしておくと安い金額で購入できます。
また時期によっても価格は変動します。参考までに、1年間の価格の変動を書いておきます。
- 12〜1月 ★
- 4〜5月 ★★
- 6月,10〜11月 ★★★
- 9月 ★★★★
- 7〜8月 ★★★★★
★1(安い)★2(やや安い)★3(普通)★4(やや高い)★5(高い)
8. パスワード関連の確認
海外にいくと、手書きで残していたIDやパスワードを見返すことができません。
ネットバンキング、仕事で必要なサイトのパスワードなど、アカウント情報をまとめておくことをオススメします。
私の場合、ビジネスで使っていたネットバンキングのIDとパスワードが分からなくなり、国際電話までしなくてはいけない羽目になったことがありますので、ご注意を..
無料で使えるパスワード管理アプリは色々ありますが、「パスワード管理」(iPhone用)という名前のアプリがシンプルで使いやすかったです。
9. 各種書類のデータ化
移住するときには、書類関係はスマホなどにデータとして保管しておきましょう。
例えば、確定申告書や納税証明書、戸籍謄本の写し、飛行機のチケット、その他契約関係の書類などです。
いざ、日本から何かの問い合わせがあったときに、「書類原本を見ないと確認できない..」なんても場合もあります。
また書類は持参して渡航していたとしても、急に確認が必要になった場合に備えて、全てデータ化しておくといいでしょう。
私は、無料で使えるGoogle DriveにすべてPDF化して保管しています。
10. スマホのSIMロック解除
渡航先で携帯を使う場合は、現地のSIMカードを今お使いの携帯に入っているSIMカードと入れ替える必要があります。
ここで、SIMロックというものが携帯端末にかかった状態になっていると、現地で購入したSIMカードが機能しません。
要するに、現地のインターネット回線を使えないということになります。(wifi接続のみ可能)
海外渡航前には必ず、SIMロックを解除するための手続きを、携帯会社を通じて行うようにしましょう。
渡航後でも、オンラインでSIMロックを解除することはできますが、ホームページに入るためのIDやパスワードが分からないなどの理由で上手くいかない人を、これまで沢山見てきました。
現地のSIMカードが使えないと、現地の携帯番号が持てないことになります。
また別途ポケットwifiを常に持ち歩いて、過ごすことになるので、SIMロック解除は必須です。
SIMロックについてもっと詳しく知りたいという方は、参考サイトから確認を。
まとめ:海外移住は事前準備が成功の鍵
今回は、海外移住する人にとって欠かせない、手続き関連以外の準備事項について解説してきました。
準備しておくことで、現地で無駄な時間やストレスを感じることなく過ごせるはずです。
手続き関連の準備事項について詳しく知りたいという方は、下記の記事で必要事項を網羅しています。
海外移住や、ワーケーションを成功させる秘訣は、事前の準備と、渡航したあとにどれだけいいスタートダッシュを切れるかにかかっています。
準備や、誰からもサポートを受けずに、「えいや〜」で行くと現地の人や環境を上手く馴染めずに、ミスマッチを感じてしまう人もいらっしゃいます。
当メディア運営元であるVia.Assistanceでは、そんな海外移住や海外ワーケーションに挑戦しようとしている方々をサポートしております。
3ヶ月のショートステイ、半年〜1年以上の長期移住の方、20代のITフリーランスからシニア層まで、安心で楽しい海外移住をサポートしています。
今回の投稿は以上です。
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