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【移住天国】東南アジアに住んでみようかと思える魅力10選とおすすめの国(デメリットも解説)

【移住天国】東南アジアに住んでみようかと思える魅力10選とおすすめの国(デメリットも解説)

Question
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  • 物価が安いというイメージはあるけど、他にどんな魅力があるんだろう
  • 具体的に日本と比べてどんな部分が素敵なんだろう
  • デメリットも合わせて知っておきたい

東南アジアには旅行では行ったことがあるけど、実際に住んだことがある人の意見も聞いてみたいという人に向けて解説していきます。

東南アジアに移住を考えている人であったり、ワーケーション(work & vacation)で3ヶ月くらいのプチ移住をやってみたい人の参考になればと思います。

ワーケーションとは?

work & Vacationの造語でアメリカで生まれた言葉、ライフスタイルです。
働きながら各国の観光を楽しみながら仕事とライフスタイルを充実させる考えです。
ワークライフバランスという言葉の発展的な考えとも言えます。

この記事を書いている私は、実際にフィリピンで中期の移住経験があり、他の国でも短期で訪問しています。
また、東南アジアの人と仕事も2年以上してきたので、魅力的なところやデメリットも経験をもとにお伝えします。

本記事の解説範囲は以下の通りです。

  • 東南アジアの魅力10選
  • デメリット4選
  • おすすめしておきたい国

お読みいただくことで、東南アジアの魅力を理解でき、ちょっと移住に挑戦してみるのもありかな?
と思っていただけると思います。

主要な東南アジア諸国

アジア諸国というと、お隣の韓国や中国などがありますが、数が多くなってしまうため、ここではASEAN(東南アジア諸国連合)に絞ってお伝えしていきます。

ASEAN(東南アジア諸国連合)は、東南アジアの10カ国からなる地域の政府間組織であり、政府間協力を促進し、加盟国とアジアの他の国々の間で経済、政治、安全保障、軍事、教育、社会文化の統合を促進している。

wikipedia

ASEAN(東南アジア諸国連合)

1.インドネシア
2.カンボジア
3.シンガポール
4.タイ
5.フィリピン
6.ブルネイ
7.ベトナム
8.マレーシア
9.ミャンマー
10.ラオス

陽気な人が多くて経済成長しているんだろうな〜というイメージをもつ人も多いと思います。

では、早速これら東南アジアの魅力を見てみます。

Yuki
Yuki

サラリーマンとして7年間社畜をしていた僕が、東南アジアに魅了されたポイントを解説します。

東南アジアの魅力9選

魅力その①:あたたかい人が多い

とにかく「人が温かい」というのが日本のストレス社会で働いていた僕からすると一番の魅力です。
発展途上国ならではなのか、人同士が助け合っている感覚を感じることができます。

日本では、口数が少ないのが美徳みたいな文化があったりしますが、東南アジアの人たちはよく笑うし、おしゃべりな人が多い傾向です。

私はフィリピン人と仕事をしていますが、仕事の途中でも雑談やジョークを常に言い合ったりして、楽しい会話が生まれることでストレスを忘れさせてくれます。(仕事の進捗が遅くなるのは別問題w)

とは言っても国や人によって差はありますが、相対的にみて人間的な温かさや柔らかさを感じることができるはずです。

魅力その②:食べ物がおいしい

それぞれの国がソウルフードを持っており、辛いものや甘いデザート、フルーツなど多種多様です。

例えば日本でも見かけるタイ料理やインドネシア料理、ベトナム料理あたりは日本人の口によくあい、現地に行くと少し味も違ったりしますが、美味しく頂けます。

ご当地ビールなどもに日本と比べサラッとしており、苦手な女性でも飲めるかもです。

誰もが好きと言いそうな、食べ物を参考までに。

・グリーンカレー、トムヤムクン(タイ)


・フォー、生春巻(ベトナム)


・ナシゴレン(インドネシア)


・レチョン、ハロハロ(フィリピン)

魅力その③:物価が安い

「東南アジア=物価が安い」というイメージをもつ人も多いのではないでしょうか?

これは事実で、国によっては日本の1/3〜1/5くらいの価格で生活ができてしまいます。

例えば年収300万〜400万円の方であれば、年収1,000万円レベルの余裕を持った生活が実現できます。

※参考:【徹底解説】セブ島移住で掛かる全ての費用がこれ

【徹底解説】セブ島移住で掛かる全ての費用がこれ(2024保存版)

しかし、ASEAN諸国は経済発展が目まぐるしいです。そのため物価がどんどん上昇している国もあります。

例えば、シンガポールはすでに日本よりも物価が高いと言われていますし、タイのバンコクでは数万円もする寿司屋や焼肉屋があったりします。

特に首都では物価や家賃なども高い傾向にあります。
海外移住を検討されていて、物価の安さという恩恵を受けたい方は、首都をはずした場所を狙うといいかもしれません。

※参考:Cost of Living Rank in ASEAN, 2020
→英語記事ですが、物価がランキングされています。

魅力その④:発展的かつ刺激的

東南アジアは人口増加率も高く、経済成長率も著しく発展しています。

そのため、街には若者が多く、活気に満ち溢れています。

私は、フィリピンのセブ島に住んでいますが、一見騒がしいと思えるほどに活気に満ちていると感じます。
そして平均年齢が25歳と若く、お年寄りを街で探すのが大変なほどです。

日本とは真逆ですね。

イメージとしては戦後の日本の高度経済成長がいま東南アジアにやってきています。

刺激的な環境が好きだ!という方には旅行、移住ともにおすすめしたい国が多いです。

街にでるとガヤガヤしていることも多いですが、住まいの場所を選べばのんびりと静かに暮すことも可能です。

以下に実質GDP成長率と消費者物価上昇率の統計データを添付します。
物価に関しては抑制傾向の国もありますが、GDPは安定的な成長を続けています。


魅力その⑤:アクセスがよく、時差も少ない

渡航時間日本との時差
フィリピン4時間半(ー)1時間
インドネシア 7時間(ー)2時間
 カンボジア 6時間半(ー)2時間
 シンガポール 7時間(ー)1時間
タイ6時間半(ー)2時間
ブルネイ6時間半(ー)1時間
ベトナム5時間(ー)2時間
マレーシア7時間(ー)1時間
ミャンマー7時間(ー)2時間半
ラオス9時間半(ー)2時間
東南アジア諸国の渡航時間と時差(*主要都市)

全ての国で時差は最大2時間程度なので、行きやすい国々と言えます。

また渡航時間は平均6時間半程度かかりますが、欧米やヨーロッパと比較した場合、かなり時間短縮になのはポイントが高いですね。

とくにフィリピンに関しては4時間半しかかからないので、朝の便で出ればお昼ごはんを現地で食べることさえできます。

フライトが時間が短く、時差が少ないのは、プチ移住や海外ワーケーションで2,3ヶ月の短期滞在にもうってつけです。
リモートワークも進んでいるので、デュアルライフ(2拠点生活)として東南アジアを候補に入れる人は増えています。

魅力その⑥:背格好が同じなので、気負いしない

東南アジアの外見的特徴として、背が高くはなく欧米に比べ体格も大きくありません。

これは、移住を考えていたり、海外で生活をしてみようと思っている方にとっては意外と影響を及ぼすものだと思っています。

Yuki
Yuki

私は、オーストラリアでも1年弱生活していたことがありましたが、いつもビクビクしていました。

言葉(英語)の問題もあったと思いますが、「背が大きいくて圧倒されてしまう..」こんな風に思ってしまい上手く現地の人と打ち解けられなかった経験があります。

一方、東南アジアの人たちは背格好も比較的近く、顔の作りは違えど、欧米やヨーロッパほどかけ離れていない。
要するに共通点が多いので、気負いせずに生活がしやすいと感じます。

個人の性格にも左右されるため、「わたしは、オレは欧米、ヨーロッパ人にも気負いしない」という人は、問題なしです。

魅力その⑦:温暖な気候

常夏の国が多いのも東南アジアの魅力です。

日本には四季があり、寒さも暑さも涼しさも楽しむことができる一方で、寒さに弱い私のような人にとって冬は長く感じてしまいますし、行動的になれないこともあります。

年中半袖、半ズボン、ビーチサンダルスタイルで過ごせるのはストレスフリーでいいですね。

国によっては雨季があったりします。

花粉がないので、日本で花粉症に悩まされているひとにはいい環境です。

魅力その⑧:親日国が多い

欧米、ヨーロッパと比較しても東南アジアは親日国が多いというのも特徴です。

親日と聞くだけで、敷居が下がりますし、旅行や移住へのハードルを下げてくれるはずです。

こちらの記事に親日度合いを検証した具体的なランキングが載っていました。

1位:タイ、フィリピン、ベトナム
4位:香港
5位:台湾
6位:マレーシア
7位:インドネシア
8位:ロシア
9位:インド
10位:シンガポール

魅力その⑨:投資先やビジネスにも最適

東南アジアは発展途上のさなかにある国も多く、経済成長が目まぐるしいです。

人口ピラミッドも経済成長には理想的なピラミッド型をしている国が多く、若い労働力が国を盛り上げています。

そのため経済が活性化し、土地の値段の高騰がすでに始まっていることで不動産投資をしている日本人がいたり、発展途上国でありながらIT技術は日本よりも進んでいる国もあり、株式投資に目を向けている投資家も増えつつあります。

ちなみにシンガポールやタイはすでに高齢化が始まっていると言われています。

各国の人口ピラミッドを見たい方は、わかりやすい記事がありました。

魅力その⑩:英語が通じやすい国もある

出典:Education First

こちらはEFという国際的な人材を教育する世界的な機関が発表している世界の英語力レベルを比較したものです。

東南アジア勢のなかでも、シンガポールやフィリピン、マレーシア、インドが高い国として評価されています。

しかしながら、シンガポールに関しては”シングリッシュ”と呼ばれる独特な英語表現が多く癖を感じる人もいます。

そのため、キレイなアメリカンイングリッシュを話す国となると、フィリピンに軍配があがります。

仕事上、フィリピン人と毎日会話をしていますが、英語の発音も比較的キレイで、文法もしっかりしているので理解がしやすい。
話すスピードがネイティブよりもゆったりしているので英語に自身ないひとにとっても安心です。

セブ島留学(フィリピン)が留学先として注目を受けているのも納得ですね。

そんなフィリピンは移住先としても注目を集めています。

【徹底解説】セブ島移住で掛かる全ての費用がこれ(2024保存版)

東南アジアのデメリット

「魅力はわかったけど、実際デメリットもあるんじゃないの?」

といった疑問を持つ方もいらっしゃると思うので、私が今まで滞在した国から感じた4つのデメリットをシェアします。

Yuki
Yuki

魅力だけでなく、デメリットもおさえておくと、移住や旅行も安心です。

東南アジアのデメリット①:水道水が飲めない

日本や一部の先進国では水道水を飲んでもお腹を壊すことは少ないですが、東南アジアでは注意が必要です。

日本を除く東南アジアは、飲めません。間違えなくお腹を壊します。

実際に、タイで野外バーベキューをしたときに提供された水を飲んだとき一緒に行った5人が全員お腹を壊し、1週間程、苦しみました、、

今思うとレストランで提供されるようなミネラルウォーターではなかったのだと思います。

しかし、レストランやホテルなどで提供される水は安心できます。

理由は外国人も利用しますし、衛生状態も野外バーベキューするような場所よりも整っているからです。
心配な方は、「Is this safety safety?」「Is it safe to drink this water?」などスタッフに質問をするのもおすすめです。

東南アジアのデメリット②:治安に対する不安

場所によって治安の善し悪しは変わるというのが結論です。

スラム街が存在しているエリアで治安が決していいとは言えませんが、道を一本外すと安全なエリアが広がっている場所もあります。

そして盗難やスリには気をつけましょう。人混みが多いときは注意が必要です。発展途上国はまだまだ貧富の差も激しく、貧しい生活をしている人もいるので、スリなどの被害も起こり得ます。

公共機関に乗っているときは居眠りをしないようにしたり、ポケットの後ろに財布やスマホは入れず、鞄の中にしまって前掛けにするなどの対策をすることで防げます。

東南アジアのデメリット③:不便なこともある

発展途上国が多いため、インフラが整備されていないことで不便を感じることも想定しておきましょう。

代表的なものは以下のとおりです。

  • インターネットが繋がりにくい時間帯がある
  • トイレットペーパーが流せない国がある
  • 渋滞が多い
  • 何かと対応が遅かったりテキトーなこともある

このような不便さも楽しむくらいの気持ちで訪れるのも、旅行者や移住者にとってはいいかもしれません。

私は1年以上フィリピンに住んでしますが、「これが当たり前」という感じでして、やがて慣れてきます。

東南アジアのデメリット④:クオリティーは日本に劣る

日本で生産される製品や、食べもの、レストランのおもてなしは世界的にみて突出してクオリティーが高いですが、東南アジアでは劣ってしまうこともあります。

しかし食べ物については、日本と違った美味しさを感じることができますし、いいホテルに泊まると外国人向けのおもてなしを受けられます。

私の場合、クオリティーの低さ自体も楽しんでしまおうという感じで過ごしています。
そしてたまに日本に帰国したときに、「なんて便利でクオリティーが高い国なんだ」と有り難みを感じていたりしています。

移住におすすめの東南アジア諸国

ここまで、アジアの魅力とデメリットをお伝えしてきました。

ASEAN諸国はじめ、アジアにはそれぞれ独自の生活スタイルや食文化などがあり、良し悪しは図りきれませんが、ここまで解説してきた魅力とデメリットを総合的にみて、充足度合いでおすすめをいくつかピックアップしておきます。

移住先として考えている方は参考にしてみてください。

タイ

個人的所感として、タイで一番魅力的なのは、食べ物かと思います。
ITフリーランスの方が多く海外移住先として注目しているひとも増えてきています。

人もあたたかい人が多く、フレンドリーです。ショッピングしているとよく声をかけてきます。

しかし物価の高騰がすでに始まっていて、住む場所によっては家賃が高く付くこもあります。

英語が通じにくいのは現地の人と仲良くなるという部分から見ると難点、、


ベトナム

ベトナムも料理が日本人の口に合うと思います。

日本人への印象もよく、日本語が教育科目に入っている学校もあるほどです。

経済成長もしているので、ビジネス視点や投資目的でも注目を集めいてる国のひとつです。

こちらも英語が通じにくいのが惜しいところ。日本語のコミュニティなども存在するようです。


マレーシア

続いてはマレーシア。日本人からも人気の移住先のひとつです。

その主な理由は、

・常夏
・物価の安さ
・治安の良さ
・英語が伝わる

英語に関しては、フィリピンについで流暢に話す国と言われています。

首都のクアランプール周辺に住もうとすると家賃が高くなります。(1LDKで8万円くらい)

インフラ周りもそれなりによくバランスが取れている国と評価できます。


フィリピン

日本からの距離が近く、英語が最も通じやすい国で、物価も安い。

ひともあたたかく、気さくでフレンドリーなひとが多いです。

私が移住し始めの頃、スーパーのおばちゃんと頑張って英語で雑談したこともあります(笑)

セブ島留学でも注目を集めているフィリピンなので、英語を学んできて移住やプチ移住、ワーケーションをしてみたいという人にはいい環境だと思います。

ITフリーランスとしての移住先としてタイが注目もされていますが、セブ島のITパークと呼ばれるエリアにはIT系企業もたくさんあり、日本人のフリーランスも年々増加しています。

インターネットの弱さが懸念点ですが、コロナの影響もあり各ネット回線会社がテコ入れをし始めています。

また子供が手を離れて、時間的余裕があるシニア層にも注目を浴びている国です。
仮に病気をしても近いからすぐに帰国もできる安心感もあります。

デュアルライフ(2拠点生活)にはチャレンジしやすい場所と言えます。


今回は、アジアの魅力についてお伝えしました。

海外旅行を検討している方や、移住先を探しているかたの参考になったのであれば嬉しいです。

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