海外移住の前に「短期留学」という選択肢を➢

【まだ迷ってる?】海外移住のメリット9選とデメリット7選|人生が変わる

【まだ迷ってる?】海外移住のメリット9選とデメリット7選|人生が変わる

Question
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  • 海外移住に興味はあるけど、どんなメリットがあるのか整理したい
  • 逆に、デメリットってあるのかな?
  • 一歩踏み出したいけど不安..

海外移住は、人生の一大イベントの一つ。

事前にどんなメリットやデメリットがあるのか気になるのは当然のことですよね。

記事を書いているわたしは、サラリーマンを7年間勤めたあと、悩みに悩み、海外移住に踏み出し、3年が経とうとしています。

海外では貴重な経験をしたり、トラブルに巻き込まれたり、苦いを思いもしていきました。

そこで、今回はこれから海外移住にチャレンジしてみようと考えている方に向けて、以下の内容を解説します。

今回の内容

  • 海外移住する9つのメリット
  • 海外移住する7つのデメリット
  • 海外移住の不安FAQ
Yuki
Yuki

海外移住の良い点と、マイナスの点を理解した上で一歩踏み出すか考えてみるとGood。

実話も交えつつ解説します。

海外移住者 監修
  • 手取り23万円のサラリーマン生活7年
  • 脱サラしてフィリピン、オーストラリア留学
  • 海外就職、移住
Yuki Tahira

海外移住のメリット9選

海外移住のメリット9選

まずは、海外移住することで得られるメリットです。

1. 経験値が上がり、人間的成長につながる

海外移住をすると、日本で生活をし続けてきた人よりも、「経験値」が上がります。

移住することで、環境・周囲の人・言葉・文化などが全てが変わるからです。

変化から逃げることなく、移住先の環境に少しずつ慣れていくことで、グローバルな視点で物事が捉えられたり、自分の意見をしっかり伝えないと理解してもらえないことを学ぶこともできます。

また、豊かな日本・便利な日本とは違い、海外に出ると全て自分で対応しなくてはいけないことが増えます。

それらを一つずつ対応していくことで、確実に自分の社会的対応力や人間力が上がっています。

そのようにして磨いた力を、今後の将来に役立てることができます。


2. 語学力が上がる

海外では日本語は通じません。

現地の言葉や英語に毎日触れながら生活をすることで、リスニングなスピーキング、リーディング力が上がっていきます。

分からない言葉、英語のシャワーを浴びるだけで上達はしません。

移住先の人とコミュニケーションを取りたいという思いを原動力に、学習を少しずつしていくといいでしょう。

わたしが実際に移住したてのときに実践していた、生きた英語力を手に入れるためのオススメの学習法もあります。

» 参考:【3ヶ月でOK】海外移住に向けた損をしない英語の勉強法について教えます

「英語力なんてなくても、移住はできるでしょ?」と思う方もいるかもしれません。

移住は英語力0でもできますが、わたしの経験上、”充実した海外生活” を送りたいと思う場合は、学習は必須だと考えています。

海外移住は英語ができないと失敗する?【英検3級レベルの僕が解説】

3. 大切な仲間、恋人に出会える可能性がある

日本で一生懸命に働いていても、新しい出会いはさほど多くないのではないでしょうか。

しかし海外移住をすることで、周囲の関わる人たちが大きく変わります。

最初の頃は、毎日が出会いの連続です。それは日本人かもしれませんし、現地の人かもしれません。

あるいは、他の国から移住している人の場合もあります。

そこで出会った人が、将来の大切な仲間や友達になったり、恋人関係に発展することもあるでしょう。

わたしが、オーストラリアやフィリピン、タイにいたときは、現地の人と付き合っている人も、性別問わず結構いました。

»【アラサーでも大丈夫!】 30代の女性が海外移住にチャレンジ・充実させるためには?

私の場合、現地で知り合った人と今ビジネスをする関係にまでなっています。


4. 自分らしさを表現できる

海外に移住したことで、自分らしさを表現できるようになったと感じる人はたくさんいます

日本では、みんな一緒が当たり前、揃えることが美徳という雰囲気が漂っていますが、海外では違います。

一人ひとり違くて当たり前、やりたいことをやる。という自由な雰囲気をもつ国が多いです。

例外的な国もありますが、相対的にみても、自分らしさを表現できます。

言葉があまり通じないからこそ、自分の思いをストレートに伝えられることもあります。

Yuki
Yuki

周りの目を気にしやすい性格な人こそ、このメリットは実感しやすいと思います。

わたしもそうでした。

特に女性の中では、日本で男尊女卑や、差別的な印象を受けている方も多く、

海外に行ったことで「自分らしさを表現できるようになった」「周りの目を気にせず生活できるようになった」という方もいます。

以下記事が参考になります⇣

【私にもできる?】女性が一人で海外移住するために外せない4つのポイントを解説【体験談あり】 【私にもできる?】女性が一人で海外移住するために外せない4つのポイントを解説【体験談あり】

5. 息苦しい日本から開放される

日本ってなんか息苦しい..と感じる人もいるかもしれません。

それは、人間関係・職場ストレス・経済的な部分・ルールなど様々です。

この息苦しさから開放できる国はたくさんあります。

例えば、私がいたオーストラリアやフィリピン、タイなどでは、おおらかでフレンドリーな人が多く、人間関係にも大きな悩みはありませんでした。

特に東南アジアでは、生活コストを落とすことができるので、経済的な苦しさからも逃れることができます。

今では、海外に出るのが当たり前、どこでも仕事ができるのが当たり前になりつつある時代に突入しています。

【他人ごとではない】若者が日本を脱出すべき理由|あなたは逃げる?耐える? 【他人ごとではない】若者が日本を脱出すべき理由|あなたは逃げる?耐える?

6. 国によっては、王様の暮らしができる

一つ前のセクションで少し触れましたが、移住先によっては、生活費を抑えることができます。

現地就職をしても、日本人というプレミアがつくことで給料が周りの現地人より高かったりします。

ノマドワーカーであれば、日本のクライアントから受注した仕事で月30万円の収入があったとすると、現地では月収100万円近い価値になることもあります。

実際、私がフィリピンで仕事をしていたときは、20万円程度の収入でした。

ですが、フィリピンではプール・ジム付きで家賃4万円、週3でバーでお酒を飲み、月に2回くらいの国内旅行ができていたりしました。

王様というには大げさかもしれませんが、ちょっぴり裕福な生活や体験もできるのはメリットですよね。

» 参考:物価が安い国ランキング!移住するならココの国がおすすめ


7. 税金対策できる国もある

世界には、日本よりも税率が低い国や、タックスヘイブンと呼ばれる課税がかからない国も存在します。

有名芸能人や、富裕層は税金負担を合法的に下げるために、移住しながら資金も海外に移して暮らす人もいます。(実際には永住権だけ取って、資金を海外に移し、実際の生活拠点は日本にするというデュアルライフを送る人も多い)

もし、収入が多かったり、潤沢な資金があるのであれば、永住権を取って海外に移住するという選択もできます。

また、海外移住して日本から住民票を抜くことで、

日本の高い税金や、今後も負担額が上がっていくであろう年金の支払い義務もなくなります。

タックスヘイブンとは?

課税が完全に免除されたり、著しく軽減されたりしている国や地域のことで、租税回避地、低価税地域とも呼ばれます。主に税制上の優遇措置を地域外の企業に対して戦略的に設けている国や地域を指す。

ケイマン諸島、バージン諸島、カリブ海の島国や、ルクセンブルク、モナコなど。

参考:SMBC日興証券

» 参考:海外移住者の税金(所得税・住民税)について分かりやすく解説します|手続きと対策


8. 介護問題の解決にもなる

超高齢化社会によって、日本の介護問題は深刻化しています。

例えば、

  • 介護難民者の増加
  • 老老介護
  • 家族や親族への負担
  • 独居老人の増加

介護士不足もこれから進んでいき、満足な介護を受けようと思うと、費用も高くなります。

しかし、東南アジアのような若い働き手がたくさんいるような国では、日本が抱える介護問題は起こりにくいです。

海外移住は、若者限らず将来の介護生活を見据えた中高年層、シニア層にとってもメリットがあります。

介護という視点でみると、フィリピンが社会構造的にもオススメです。

詳細は「フィリピンは介護移住するのに最適な国だった|施設を頼らず老後の生活を考える」でも解説しています。

定年後の移住を検討中の方は、以下の記事も参考に⇣

定年後に海外移住を考えるべき4つの理由とおすすめの移住先3選 定年後に海外移住を考えるべき4つの理由とおすすめの移住先3選

9. 人生を謳歌できる(新しい趣味との出会い)

海外移住にチャレンジし、これまでの生活とは違う環境に身をおくことで、

「何か新しいことをしてみよう」「趣味を見つけてみよう」と、積極的になっていく人もいます。

例えば、現地の言葉や英語を学ぶのが趣味になるかもしれませんし、旅行をするのが趣味に変わるかもしれません。

あるいは、現地のコミュニティなどに参加することで同じ境遇ももった人と何か事業を始めることだってできます。

Yuki
Yuki

わたしもオーストラリアでダイビングにハマり、フィリピン移住後もやり続けたり、

最初は苦手だった英語も、勉強していくうちにちょっとした趣味に変わりました。

環境を変えて、新しい取り組みをすることで活動性が増し、その結果、人生が謳歌できます。

海外移住のデメリット7選

海外移住のデメリット7選

ここまで、海外移住のメリットや良い面ばかりを見てきました。

続いて、デメリットやネガティブな側面も理解しておきましょう。

デメリットの対処法なども合わせて説明していきます。

1. 日本の友達と疎遠になる

日本から出て海外に移住すると、今までの友達とは、疎遠になります。

住む環境が変わり、物理的な距離も離れるので仕方ないことですね。

しかし、いまではインスタグラムやフェイスブック、twitterなど、近況を伝えるSNS手段は沢山ありますし、一昔前と違って、海外にいてもLINEなどで無料通話もできます。

また、東南アジアで移住をする場合なら、距離や飛行機の値段も、ヨーロッパや欧米ほど高くありません。

年に数回帰国して、友達に会うことも可能です。


2. 住む場所によっては、物価が上がる

移住先として常に人気上位国であるアメリカやカナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、ヨーロッパ諸国は物価が日本と同じ、あるいはそれ以上です。

外食をしたり、洋服を一つ買うのにも躊躇してしまうこともあり得ます。

経済的余裕や、現地での仕事が約束されているのであれば問題ありません。

以下の記事で、世界の物価ランキングを解説しています。⇣

物価が安い国ランキング|移住におすすめの国(費用以外も) 物価が安い国ランキング!移住するならココの国がおすすめ【物価以外のポイントも解説】

3. 最初はストレス続き(言葉の壁、ホームシック)

海外移住をして、慣れていない環境に身をおくと人間は必然的にストレスを感じます。

例えば、言葉が通じなくて落ち込んだり、なかなか友達や知り合いができなくて寂しく感じてホームシックになったり。

また、現地就職をして新しい職場環境になれるまでに精神的ストレスを感じることもあるでしょう。

このようなストレスから目をそむけず、英語や言葉の勉強をしたり、積極的にコミュニケーションを取るようにすることが大切です。

自然と時間が経つにつれて、問題を解決してくれます。

耐性や免疫がつくというやつですね。

海外移住でよくある不安と解決方法は以下の参考記事をしておくといいでしょう。

» 参考:【こうやって解決する!】よくある海外移住の不安6選|体験談あり


4. ビザの手配が面倒

海外移住には、ビザの問題がつきものです。

3〜6ヶ月くらいの短期的なお試し移住であれば、だれでも簡単にとれる観光ビザや学生ビザの延長を繰り返すことができます。

しかし、1年以上あるいは永住となると、長期滞在滞在用ビザや永住ビザを取得する必要があります。

欧米などでは、ビザ取得のために英語力(IELTS)を厳しく見られる国も多くあります。

そんな中、当メディアでもオススメしているフィリピンの永住ビザは、世界でもかなり取得がしやすく優遇されています。

気になる方は、以下で詳しく解説しています⇣

【2021最新】フィリピンのリタイアメントビザで永住権取得!|条件・費用・メリットを徹底解説 【2022最新】フィリピンのリタイアメントビザSRRVで永住権取得!(条件・費用・メリットを徹底解説)

5. 家探しと仕事探しに一苦労

移住生活に切っても切り離せないのが、住まいと仕事の問題です。

特に住まい探しに関しては、国によって賃貸物件を借りるためのルールや、常識が日本とは違うため、事前に調べてる必要があります。

日本の海外用賃貸物件サイトもありますが、掲載数が少なかったり、賃料が高いものが掲載されている傾向があります。

そのため、現地についてから探すということも検討しなくてはなりません。

東南アジアの参考例として以下も参照ください。

» 参考:フィリピンで移住するための賃貸部物件の探し方と借り方【契約ステップも解説】

仕事探しについては、日本での収入や不労所得などがあれば大きな心配はありませんが、現地で就職をして、その仕事を収入の柱とする人も多くいます。

こちらも賃貸物件探し同様、日本の海外転職サイトだけに限らず現地の就職紹介会社と提携している企業に問い合わせることで、幅広い職種・自分に合った仕事を見つけられる可能性が高くなります。

その国で、どんな職種に就ける可能性があるのかをリサーチしておくことは大切です。

» 参考:【具体的職種9選】フィリピンのセブ島で仕事を探す方法と必ず知っておくべき注意点


6. 不便なことが多い

海外に行くと不便だと感じることが多いです。日本が便利すぎるとも言えます。

例えば以下のようなことです。

  • 水道水が飲めない
  • キャッシュレス決済ができない
  • クレジットカードが使えない
  • レストランが20時までしか営業していない
  • コンビニが少ない
  • 役所関係の手続きが面倒
  • コンビニで箸やフォークがもらえない
  • ベビー用品や生理用品が充実していない
  • インターネットの接続が悪い

大小さまざまですがが、日本人にとっては、ちょっとした不便さを感じることでしょう。

しかし、これらも「時間と慣れ」が解決してくれます。


7. 友だちや現地の人との繋がりを持つのは意外と難しい

これから海外移住を考えている人の中には、現地の人と知り合いを作って、一緒に遊びにいったり、友達になれたらいいなと希望を持つ方がたくさんいます。

記事を書いている私もそうでした。

しかし、現地で友だちや信頼できる人と繋がりをもつのは意外に難しいです。

言葉が通じ合う日本人とつながりを持つのは、比較的簡単ですが、海外移住の醍醐味の一つは、現地の人と仲良くなることなのではないでしょうか。

マッチングアプリを使って現地の人と知り合いになったという女性の知り合いがいますが、相手の目的も分からないですし、注意が必要です。

そんな中、言葉の勉強をしながら海外の現地の人材と仲良くなりつつサポートが受けられるサービスもありますので参考にしてみてください。

» 現地のローカル人材とのつながりを作るVia.Assistance(ヴィア アシスタンス)

メリット・デメリットを知ったうえで出てくる海外移住の不安

メリット・デメリットを知ったうえで出てくる海外移住の不安

ここまで、海外移住における9つのメリットと、7つのデメリットを解説しました。

最後に、よく出てくる海外移住の不安や悩みを共有します。

治安は大丈夫かな?
日本は世界一治安がいい国と言われます。治安が悪いと言われる国でも、安心して暮らせるエリアはたくさんあります。
医療は大丈夫かな?
先進国であれば問題ないでしょう。発展途上国では、地域によって医療格差が激しく、外国人が住むような都心部であれば、医療は発展している国が多いです。
言葉が伝わるか不安
最初は、自分の言いたいことが伝わらなかったり、聞き取れなくてストレスを感じますが、勉強を重ねアウトプットすることで確実に成長します。国によりますが、最初に語学学校に通うのも方法です。
ビザはどうしたらいいんだろう
まずは大使館のホームページで情報収集するのがいいです。具体的な申請とする場合は、専門業者に相談して手続きを進めるとスムーズです。
【こうやって解決する!】よくある海外移住の不安6選|経験談あり 【こうやって解決する!】よくある海外移住の不安6選|体験談あり

まとめ

まとめ:海外移住のメリット、デメリット

今回は、海外移住9つのメリットと7つのデメリットというテーマで解説しました。

人それぞれメリットがデメリットになったり、その逆もあるかもしれません。

各国ごとの物価のランキングや、当メディアでオススメしている、東南アジアの魅力も調べつつ、自分にあった移住先を見つけて見てくださいね!

これから海外移住しようか迷っている方は、オンライン上で現地のローカル人材とつながりを持ち、仮想移住体験をするという方法もあります。

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