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フィリピンは介護移住するのに最適な国だった|施設を頼らず老後の生活を考える

フィリピンは介護生活するのに最適な国だった|施設を頼らず老後の移住を考える

悩みのタネ!!
悩みのタネ!!
  • 将来の日本での介護生活が不安
  • 家族には迷惑をかけたくない
  • フィリピンで介護生活に備えて移住をするのは是か非か?

これから老後を迎える人、あるいはすでに老後の人生を歩み始めている人がもつ共通の悩みです。

日本は超高齢化社会を迎えています。そんな中、老老介護や独居老人の増加など、介護に関して日本が抱える問題は山積みです。

記事を書いているわたしは、フィリピン移住コンサルとして、今後の老後生活を見据えてフィリピンに「介護移住」をした人を見てきました。

そこで今回は、以下の内容を解説していきます。

  • 日本が抱える介護問題
  • フィリピンの介護業界について
  • 老後の介護を見据えて、フィリピン移住をオススメする5つの理由
Yuki
Yuki

最後までお読みいただくことで、フィリピンで介護移住するメリットが分かり、老後の人生設計を考えるきっかけになります。

以下の記事も合わせて参考にして頂くと、老後のフィリピン移住の魅力が理解できます。

▶老後に海外移住するならフィリピンという選択肢を【他国はビザの改悪あり】

フィリピン移住者 監修
  • 手取り23万円のサラリーマン生活
  • 脱サラしてフィリピン、オーストラリア留学
  • フィリピンで海外就職、移住
  • フィリピン移住のサポートをしています
Yuki Tahira

日本が抱える介護の4つの問題点

日本が抱える介護の4つの問題点

まずは、日本が抱えている4つの介護問題について共有します。

少子高齢化が進み、日本が核家族という生活様式であるがゆえに起こっている問題を、整理していきます。

介護を受ける側にとっても、提供する側にとっても深刻な問題です。

問題点1:介護難民の増加

介護難民とは、「要介護者」としての認定を受けているのに、介護施設に入居できなかったり、家庭内においても介護を受けることができない人のことを指します。

介護士は、激務であるのにも関わらず給与が少なく、離職率も高いです。

2025年には、人口の30%以上が65歳が占めると言われています。

高齢者を支える若者の比率が減少していることで、介護難民者が増加しています。

結果、外国人労働者の力を頼らざるを得ない状況になっています。


問題点2:老老介護

老老介護

高齢者を介護する若者が少なくなっている結果、老人が老人の面倒を見る「老老介護」が問題になっています。

日本は核家族社会ですから、自分の子供は実家を出て暮らすのが一般的のため、息子や娘を頼りにくい環境です。

高齢者同士の夫婦間で面倒をみる必要があり、体力的にも負担を与えてしまうことになります。

65歳の子供が、85歳の親の介護をしなくてはいけないというのが現状です。


問題点3:家族と親族への負担

家族と親族への負担(介護)

中には、自分の子どもを頼ることができる家庭もあると思います。

しかしながら、親の介護が理由で職業を変えなくてはならなかったり、仕事を定時で切り上げて、介護と家事をフルサポートしなくてはいけなくなるという事態が起きているのが現状でしょう。

施設に預ければ、話は早いかもしれませんが、特別養護老人ホームに預けるには、高額の費用がかかります

大切な親のための介護ということで、最初は頑張れても、介護側の過度なストレスや体力的な消耗によって、虐待の引き金にもなりかねません。

「介護うつ」という言葉すら出てくるほどです。

介護提供側である家族が、親をあやめるような残酷なニュースも日々取り上げられています..


問題点4:独居老人の増加

夫や妻に先立たれ、息子や家族・親戚も別々の場所に離れて暮らしている場合、自分で一人で暮らす「独居生活」になります。

その結果、人とのコミュニケーションが減り、認知症を患う可能性も高くなると言われています。

また、一人暮らしをしているときに体調が悪くなっても救急車が呼べずに、孤独死を引き起こす問題にもなりかねません。

みすみす見逃せない問題です。

フィリピンの介護市場の現状(施設はあるの?)

フィリピンの介護市場の現状

ここまで、日本の抱える介護の問題について共有しました。

続いて、フィリピンの介護の現状ってどうなの?という疑問について解説します。

フィリピンには介護施設がない!

フィリピンには、介護施設という存在そのものが、ほとんどありません。

「え、そうしたら要介護者はどうやって生活するの?」と思うかもしれません。

介護施設がない理由は、以下の通りです。

フィリピンに介護施設がない理由
  • フィリピンは、自分の子どもや親戚と一緒に暮らす複合家族だから、周りの助けを簡単に受けやすい
  • 大家族であることが多いので、負担を分散できる。一人で面倒をみるような状況が起こりにくい。施設に送る必要がない。
  • 年老いた親を家族の大切な存在としてお扱い、そもそも施設に送るという概念がない
  • 介護施設に送るほどの資金的な余裕がないから、周りの家族が助ける。

これらの理由以外にも、ちょっとしたお小遣い程度のお金を用意すれば、介護をしてくれる人が簡単に集まったり、

認知症になっても、病気だとは思わず、ボケ程度くらいにしか捉えません。

お金をかけずに家庭の中で、介護生活が簡潔する。日本から見えれば羨ましい環境です。

フィリピンでの介護生活をおすすめする5つの理由

フィリピンでの介護生活をおすすめする5つの理由

日本人のような外国人でも、フィリピン過ごす介護生活がオススメな理由を5つ解説します。

移住後に加齢などによって身体の自由が効かなくなり、介護生活を送ることになっても、フィリピンで過ごすことには、沢山のメリットがあります。

おすすめの理由1:家族への負担が減らせる

1つ目は、介護をする側の家族の負担が減らせることです。

フィリピンに移住して、現地の人から介護を受けられるようにすれば、当然ながら家族の負担はなくなります。

介護をお願いする家族への申し訳なさもなくなり、介護する側から見ても「介護しなくちゃ」というプレッシャーやストレスから開放されます。

要介護者である高齢者と一緒に、フィリピン移住をしたとしても、周囲のサポートを受けやすい環境なので、負担軽減になります。

補足:生活コストも下げられる

フィリピンは、物価が安いので生活コストも下げられます。家賃・食費など日本に住むよりも3分の1程度で、生活費を済ませることができることも、介護生活の場としてフィリピンをオススメしたい理由です。フィリピンの生活コストの詳細は、以下の記事で解説しました⇣

【移住したいなら必読】フィリピンの1ヶ月の生活費のすべてを解説|2021最新版 【移住したいなら必読】フィリピンの1ヶ月の生活費のすべてを解説|2021最新版

おすすめの理由2:介護士を安く簡単に雇える

フィリピンなら、介護士さんや、ナニーあるいはヤヤと呼ばれるベビーシッターを、家政婦さんやメイドさん代わりとして安く雇うこともできます。

月数千円〜1万円程度あれば探せます。

日本で、個人宅の専属のメイドさんや在宅介護を利用するとなると、少なくても月に5万円はかかるでしょう。

このヘルパーさんや介護士を雇うのにかかる値段の違いは、フィリピンを介護移住先として選ぶのに大きなインパクトを与えます。

介護が必要になる前に、フィリピン移住して現地の人との繋がりを作っておきながら、英語にも慣れておき、いざ介護が必要となったら介護士を雇える環境を作っておくのがいいと思います。

現地との繋がりを作るなら以下のサービスも参考にしてみてください


おすすめの理由3:都心部なら医療の質も高い

介護士を雇っても、「いざというときに大病を患ったらどうしよう..医療体制はしっかりしているのかな?」

という疑問を持つ人もいると思います。

マニラや、セブ島などのような都心部であれば、日本と同等あるいはそれ以上の質の高い医療が受けられます。

大学病院があったり、24時間の救急医療に対応しているところもあります。

医療の仕組みを理解しておきたいという方は以下の記事が参考になります⇣

【移住するなら必読】フィリピンの医療と保険の全て|5つのポイントで徹底解説 【移住するなら必読】フィリピンの医療と保険の全て|5つのポイントで徹底解説

セブ島にある病院は、以下の通りです⇣

【病気になる前に!】セブ島5つの病院と1つのクリニックの特徴を知っておこう 【病気になる前に!】セブ島5つの病院と1つのクリニックの特徴を知っておこう
いざというときは日本への帰国も簡単

フィリピンから日本までの距離は飛行機で4時間半程度です。
距離が近いので、大病をしたらすぐに日本に帰国して、日本の医療を受けるという方法が取りやすいです。


おすすめの理由4:高いホスピタリティー

フィリピーノホスピタリティー

フィリピーノホスピタリティーと呼ばれるほど、フィリピン人には周りの人を助けるという、考えや思想が刷り込まれています。

多くの人が笑顔で、穏やかな雰囲気を持っています。

日本にはない優しさや温かさを感じられる国民性で、他人へのホスピタリティも高いです。

家族同士で助け合いながら生活をしてきた歴史が、そうさせているのだと考えられます。

介護を受ける側も、笑顔で穏やかな人たちに囲まれながら過ごたほうが幸せですよね。


おすすめの理由5:英語が通じるので、コミュニケーションが取りやすい

最後は言葉の問題です。

いくら介護士を安く雇えて、人柄がよくても、コミュニケーションをうまく取ることができなければ、将来の介護生活を見据えたフィリピン移住は、満足のいくものにはならないでしょう。

フィリピンでは、公用語として英語が使われています。

訛りやアクセントも比較的少なく、アメリカ英語を素直に引き継いでいます。

そのため、少なからず英語に触れてきたことのある日本人にとっては、コミュニケーションが取りやすいです。

とは言え、何十年も英語なんて使ったことがない!という人もいると思います。

しかし、英語の勉強だけは避けて通れません。

介護が始まる前から、自分の意思を伝える程度の簡単な日常会話はマスターする必要があります。

当メディア運営元であるVia.Assistanceでは、英語学習のサポートをさせていただきつつ、移住前からフィリピン人との繋がりを作るキッカケを提供しています。

移住に必要な英語力が気になる方は、以下を参考に⇣

海外移住は英語ができないと失敗する?【英検3級レベルの僕が解説】

まとめ:フィリピンは介護生活を送るのに最適な場所

フィリピンは介護生活を送るのに最適な場所

今回は、フィリピンが介護移住するのに最適である理由を解説しました。

定年を迎え、日本で老後を一緒に過ごす家族がいなかったり、経済的にも不安がある。そんな方は元気なうちにフィリピンで暮らしてみることを検討してみてはいかがでしょうか?

介護がすでに必要になってからでは、動きにくくなるので、近い将来に備えて早めに決断することが必要です。

Yuki
Yuki

いざ、移住が決まれば、現地の人との交流なるべく沢山増やし、フィリピンに根をはり、皆さんの将来の面倒を見てくれるであろう人同士の横の繋がりを作っていくことが大切になります。

60代の老夫婦でも、フィリピン移住をして楽しそうにしている人たちも沢山いますし、将来介護施設に入らなければいけない・施設を探さないといけないという不安から開放されます。

繰り返しですが、介護士を安く雇うことで、まるで自前の介護施設のような環境をつくることもできます。

今回は、介護という部分に焦点をあてましたが、それ以外にもフィリピン移住の魅力的なポイントは沢山あります。参考にされてみて下さい⇣

フィリピン移住9つのメリットと5つのデメリットを完全解説 【これが真実】フィリピン移住9つのメリットと5つのデメリットを完全解説

今回の投稿は以上です。

まずは相談からしてみたいという方は、無料相談を受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。

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