海外デュアルライフって何!?海外移住と違うの?
だれでも実現可能なライフスタイルなの?
この10年間で、IT技術の進歩と共に、わたしたちのライフスタイルは大きな節目を迎えています。
リモートワーク、在宅ワーク、フルリモート、田舎移住、ワーケーション、ロングステイ このような言葉は、少し前まではあまり馴染みのない言葉だったのではないでしょうか?
コロナウイルスの影響もあり、生活のあり方が見直されたり、働き方なども大きな変革を迎えています。
記事を書いている私も、フルリモートで仕事をしており、パソコンとスマホ、インターネット環境さえ整えば、どこでも仕事ができるため、数年前からフィリピンと日本を行き来しながら働いたり、遊んだりしています。
そこで今回は、今後日本人が検討すべき「海外デュアルライフ」について以下の内容を解説していきます。
- 海外デュアルライフの概念について
- なぜ、海外デュアルライフが注目を浴びているのか?
- どんな人に向いているのか?
海外デュアルライフとは?
まずは、言葉の説明から。
デュアルとは、「2つの、2重の」という意味を持つ言葉です。
すなわちデュアルライフとは「2拠点生活」のこと。
平日は都心部で過ごし、週末は人里離れた場所でゆっくりとスローライフや自分の趣味に充てる時間を過ごしながら、行ったり来たりを繰り返す生活スタイルと言えます。
このデュアルライフは、国内に限った話ではありません。
日本にある家を賃貸やシャアハウスとして貸し出して、海外に3〜6ヶ月程度滞在して日本に戻って来るという方法があります。
また、ひとり暮らしの方であれば、海外を拠点として、年に数回、実家や親戚の家に戻り、数週間後にまた海外に渡航するという選択肢もあります。
「海外生活する=永住もしくは留学」という考えは古く、以下のような滞在期間を分けてデュアルライフを楽しむことができます。
- 旅行の延長で1〜3ヶ月移住する
- 半年〜1年程度移住する
- 1年以上の長期移住、永住
このような選び取る生活やデュアルライフにチャレンジしやすくなったのも全て、IT技術や、Airbnbなどのシャアリングサービスが発展したおかげだと言えます。
またLCC(格安航空)によって海外渡航の費用が下がりつつあるという後押しもあります。
私たちを取り巻くサービスが海外生活のハードルをどんどん下げてくれているんですね。
なぜ、海外デュアルライフが注目を浴びるのか?
ここでは、もう少し踏み込んで、なぜ海外デュアルライフや海外移住が注目を浴びているのか?
そして、今後増えていくであろう理由を解説していきます。
理由は、以下の3に分けられます。
- 経済的要因
- 社会的要因
- 技術的要因
- 日本の経済が縮小して賃金が上がりにくい
- 消費税など税負担の増加
- 年金負担額の増加と受給額の減少
- グローバル化の加速で外国語の必要性が拡大
- バイリンガル教育への注目
- 老後の生活が見直される時代
- スマホ、PCなどのデバイスの進化
- ネット会議ツールの進化
- リモートワークでどこでも仕事がしやすい時代
実際に芸能人が海外に出て行ったり、最近では眞子さまの海外脱出も話題になりました。
そしてIT系職種が増えている昨今、海外フリーランスとして海外に出ていく人も増えています。
海外デュアルライフは、どんな人に向いている?
では、そんな海外デュアルライフに向いているのでしょうか?
当メディアでは以下のような方々が、海外デュアルライフに向いているのではないかと考えています。
- PCひとつで仕事ができる人
- 外国語を使いながら生活したい人
- 子供の教育のために海外で暮らしたい人
- 経済的に余裕をもった暮らしをしたい人
- 経験値を高めたい人、新しいことを始めたい人
- 旅行が大好きな人
- 不労所得がある人
決して、若い20代〜30,40代に限った話ではありません。
人生100年時代と言われる時代です。
新しい環境にチャレンジし、残りの人生をもっとイキイキと楽しんで過ごしていきたいというシニアにとっても、可能性のある選択肢です。
どんな国が、海外デュアルライフに最適?
日本と海外を股にかける「海外デュアルライフ」はどんな場所がオススメなのでしょうか?
結論は、東南アジアであると考えています。
参考:【移住天国】東南アジアに住んでみようかと思える魅力10選とおすすめの国(デメリットも解説)
理由は、日本からの距離が近いため、すぐ帰国することができるからです。
行ったり来たりするデュアラーにとって、遠い国では時間もお金もかかります。
何より東南アジアは物価も安いですし、日本でできない贅沢がしやすかったり、発展途上の雰囲気がなんとも楽しくエネルギッシュな雰囲気を肌で感じられ、なんだか気持ちも元気になります。
そして言語が伝わりやすい国、つまり英語が通じる国がオススメです。
とは言え、このあたりは個人的な主観も含んでいますので、以下の記事も参考にしつつ移住先、デュアルライフをする場所を検討されてみて下さい。
シニア向けはコチラ ≫ 定年後に海外移住を考えるべき4つの理由とおすすめの移住先3選
デュアルライフを実現する上で大切なこと
ここまで、海外デュアルライフによるロングステイが今後注目浴びる理由や、どんな人が向いているのか?を解説してきました。
こちらでは、デュアルライフを実現する上で大切なことをシャアしていきます。
ビザの手配
移住先の国や、滞在期間によって必要となるビザの種類が変わります。
国によっては、観光ビザで1年以上滞在できたり、永住権やロングステイ用ビザをお得に取得できる国もあります。
日本と海外を行ったり来たりするデュアルライフの場合であれば、個人的にフィリピンとマレーシアがおすすめです。
以下の記事で紹介を解説しています。長くお得に滞在したいという方は是非参考にしてみて下さい。
税金問題を理解しておく
税金に関することは、事前に確認しておきましょう。
滞在期間や、海外転出届の有無、日本での所有物件の有無などによってどちらの国で納税すべきかの判断が変わってきます。
正しい知識を身に着けてた上で移住することは大切です。せっかくの海外移住も脱税となっては台無しです。
詳しくは、以下の記事で解説しました。
海外移住者の税金(所得税・住民税)について分かりやすく解説します|手続きと対策その他の準備
海外移住のハードルは徐々に下がりつつあるとは言え、国外に生活拠点を移す場合、様々な準備をしておく必要があります。
ネット上には、「パスポートさえあれば簡単に移住できる」と言われていたりしますが、できる準備をしてから渡航することで、後々後悔をせずに済みます。
具体的には、税金以外の公的手続きや、英語学習、携帯電話の利用休止、スマホのシムロック解除、賃貸物件の立ち退き、海外送金できるアプリのインストール、海外転出届の提出、海外保険の契約など、多岐に渡ります。
以下2つの記事で解説していますので、ご参考ください。
【海外移住するなら必見】事前準備のための10個のリストを解説|お金と英語以外の要素は? 【失敗談あり】海外移住前に必ずやるべき手続き16選|住民票・年金・健康保険・税金の疑問をすべて解決まとめ:10年後には当たり前になっているかも!?
今回は、海外デュアルライフというこれからどんどん増えていくであろうライフスタイルについて解説しました。
今でこそ、当たり前ではない海外生活も、10年後には当たり前になっているかもしれません。
実際に、日本への移民の数は年々増え続けていて、今後グローバル化の強い波はやってくると思われます。
また、東南アジア方面は経済成長の真っ只中で、物価も上昇しつつあります。
いち早く、海外デュアルライフや海外ロングステイという選択肢を人生の中に取り入れて頂き、その恩恵を受け取って頂きたいと思います。
≫ 参考:【まだ迷ってる?】海外移住のメリット9選とデメリット7選|人生が変わる
≫ 参考:海外移住する10個の理由をすべてまとめます|お金・仕事以外も解説
52才になったらイギリスロンドンに戻ってこよう&暮らしてみよう&楽しんでみようと思います。
ポワロさんが住んでいたマンションを購入して住んでみようと思います。
Dual Life Media 様
志水英夫と申します。
フィリピンへの移住を考えています。
ビザ取得、個人会社設立等のご相談をお願いしたいと思います。
年齢は66歳ですので、シルバーライフビジネス、移住になります。
お世話になります。
この度はコメントをいただきありがとう御座います。
お問合せは以下のリンクより受け付けております。恐れ入りますが宜しくお願い申し上げます。
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